今回は津和野の銘菓、源氏巻のシリーズです。
<はじめに>
津和野で有名なお菓子といえば、源氏巻。
源氏巻を一言でいえば、
薄いカステラ状の生地であんこをくるっと巻いたお菓子です。
源氏巻は江戸時代末、
津和野藩の11代藩主、亀井茲監(かめいこれみ)の奥さんである貢子さんへ
津和野のお菓子屋さんが献上したのが始まりだそうな。
感動した貢子さん、紫色の餡子にちなみ、源氏物語の『若紫』にでてくる和歌を詠んだのが、
源氏巻という名前の由来と伝えられています。
そんな由来をもつ源氏巻、
どこで買えばいいのか迷うほど、津和野には源氏巻のお店がたくさん。(町内に10軒!)
しかもそれぞれのお店によって、源氏巻の味が違うらしい。
じゃあ、全種類の源氏巻を食べてみるしかないよね?
ということで、源氏巻を制覇する様子をブログに載せていきたいと思います。
<宗家>
まずは稲成神社の近くにあるお店、宗家(そうけ)からスタート。
ちょっと薄暗くて、いままで入りづらかったのですが、心を決めて入ると、
昔懐かしい感じの店内。
お父さんが気さくな方でした!
「これなんですか?」と些細なことを聞いてもすぐに答えてくれて。
病気になる前は、6月から走るホタルバスのガイドもやっていたとか。
1年間津和野に住むことをいうと、
「ホタルバスのガイドやったらどうだ?」と勧めてくれました。笑
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毎朝手造りで源氏巻を作って30年とのこと。
渥美清さんが寅さんの撮影で津和野町にきたとき、宗家にも訪れたらしいです。
サインをもらわなかったことをちょっと残念そうに話すお父さん。
昔からあるお店のため、根強いファンも多いけれど、
そのお客さんも年をとって、徐々に来なくなってしまっているとか。
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「うちのは甘いよ」といっていたけれど、確かに甘い。蜂蜜入り。甘さが癖になるのもわかります。
こんな感じで源氏巻シリーズ更新していこうと思います。
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