8月10/16/21/26日 つわの夢ゼミ


さて、やっと、今回の取り組みについてです。



つわの夢ゼミ。
日本全国から様々な経験をしてきた大学生が津和野に来て、高校生と膝を交えて、将来のこと・夢・高校時代の生活・大学生活などあらゆることを話しながら、
高校生に自分の夢と、『夢を叶えるために明日から何ができるか』を考えてもらうきっかけとなる取り組みでした。
真剣に聞き入る、高校生


つわの夢ゼミの流れは



①ワークシートに従い、『自分のこと』(長所、短所、特技など)を振り返ったり、『他人から見た自分』を知ったり、『自分が頑張ってきたこと』を掘り下げたりします。中々、高校生一人でこのワークシートを使って振り返りを行うことは難しいので、大学生がファシリテーターとなって、高校生が考える手伝いをします。






普段中々振り返ることのない、自分自身や、自分が行ってきたこと、頑張ったことを改めて見直すきっかけをつくり、自分の持つ『社会で活かせそうな力』を知ってもらいました。






②ワークシートの内容を踏まえる形で、大学生が『体験談』を語ります。留学、大学生活、旅、研究、インターンシップ、受験などあらゆる体験を高校生にシェアします。
高校生は自分が聞きたい話をしてくれそうな大学生のところへ行き、質問などをしながら話を聞きます。



大学生は、写真や図、データなどを使いながら、できるだけリアルに高校生に伝わるように体験をシェアしました。








③ワークシートに書いたこと、先輩の話を踏まえて、未来設計図を作ります。小さな目標から、段々大きな夢へ。大きな夢がぼんやりとでも定まれば、『では、そのために、明日から何ができるか』という問いに対する答えを考える。




この答えこそが、『公約』です。『わたしは、明日から、夢を叶えるために、これをします!』という強い決意。その決意をして、つわの夢ゼミは終了です。

今回『つわの夢ゼミ』に参加してくれた高校生は全員で19名。講師として参加した大学生は20名。このうち、15名が町外からの参加でした。




参加した高校生からは、
『学校では考えないようなことを考えられた』
公約:素振り毎日100本以上(時間があれば)



『久しぶりに、まじめに、考えるきっかけだった』
公約:すべてのことに意味を持つ

『将来の夢って、言うのは簡単だけど、実際それに向けて何かしようと思うと、難しいって気付いた』
公約:その日に習ったことはその日のうちに!!少しでもノートを見直す

『大学生っていろんな大学生がいて、話すだけでためになった』
公約:スキマの時間を苦手な英語のために活用する

など、ありがたい言葉がたくさん聞けました!


参加した大学生からは、
『観光だけでは来ない町だけど、自分の存在を活かせる場があるなら、何度でも来たい!』
真剣に語る大学生


『ないものはない!あるものしかない!それでええやん。だって、ここには、ぜったいなくしちゃいけないもんがあるし、それは、大阪にはないもんやから!』
津和野の魅力:人のつながり、町なみ

『津和野で大学生がサミットするっていうの、すんげーおもしろい。こんな田舎だからこそ、大学生ができることってあると思うし、何より、「津和野?どこそれ?なんでそこに大学生があつまってるの?」っていう感じがいいじゃん!』
津和野の魅力:小京都と緑の行き来

『リアルな高校生、それも、都会じゃなくて田舎の、その姿を見れてよかった』
津和野の魅力:観光地の先へ

『高校生に学んでもらえてたらそれはそれでよかったと思うんだけど、何より、自分自身が一番勉強になった』

『教育行政って、都会でも問題が根深いけど、田舎はもっとだな。制度を現場が越えていかないといけない状況になってる。そのためにできることがあれば、なんでもやりたい』
など、とても嬉しい言葉が聞けました!


取り組みについて、詳しくは、次の記事へ。 →次の記事へ

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