さて、今回は7月21日、8月5日の様子をお伝えします。
7月21日は津和野地区で鯉恋来い祭りが行われました。
鯉恋来い祭りは1996年から開催されているお祭りです。
今年は殿町通りに屋台が並び、
ステージではよさこいやほたる音頭、アンパンマンショーが行われていました。
つわの風雅蒼淙。お客さんもいっぱい! |
石川と坂和、役場の若手の方々と一緒に屋台を出店しました。
屋台の名前は「平和楼」。津和野に5月まであった中華料理屋さんの名前なのです。
お店に入ると床が油でべとべとしている、のれんが油で重い、ラーメンが独特など、
いろいろな噂を聞きましたが、
それでも「津和野で平和楼に行ったことがないひとはいない!」という、
津和野の人に人気だったお店。
そんな平和楼ですが、何年か前にお父さんが亡くなり、
お母さんが一人で切り盛りしていたものの、一人で続けていくには難しいということで、惜しまれながら今回お店を閉じられたとのこと。
平和楼で特に人気だったメニューである、
ミノの天ぷら「白天」を一日だけでも復活させようと、
お母さんに事前にレシピを教えてもらい、実際に屋台で白天を販売しました。
一日限定だけれども、白天を復活させることを伝えたら、
平和楼のお母さんもすごく喜んでくれました。
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白天(限定60食)と、復興支援の岩手県のイカリングを販売しました。
5日は平和楼とは関係なく、「煮とりたまご」の屋台のお手伝い。
前日から秘伝のタレで煮込んだ卵に、焼いた鳥をいれてさらに煮込みました。
売れるかどうか危ぶまれましたが、無事完売。
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今回は二つのお祭りに、ただのお客さんとしてではなく、
出店者として参加したわけですが…石川は楽しかったです。
いままで津和野でお会いしてきた人たちと、
「おつかれさま!」とか、「買っていってくださいよー!」とか言葉をかわしながら、
わやわやとできたのが一番良かったです。
日原ではビールを飲みながらできるような「余裕」もよかったですし。
一方で、「このお祭りは本当に町のお祭りなのかな?」という感想を持ちました。
日原夜市は役場と観光協会のひとがステージをセッティング。
どちらのお祭りも、役場の人がいなかったらまわらない状態になっていました。
もちろんどちらの地区も、人手が足りないというのはあるでしょうし、
ある程度の規模になったら公的な機関が入ることは必要なのでしょうけれど。
行事は無理してやることはなくて、
まずはやっている人たちが楽しむのが一番だな、と改めて思いました。
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